広島工=010000200=3
三次==000020011=4×
広:市田−元川
三:渡辺、東、行田、永川−木屋
ぼけ〜っとテレビで見てたんですけど、あまりにもすごい試合で鳥肌たちまくりだったので、記事にしました。
7回表、セカンドのエラー等で広島工(通称県工)が勝ち越し。このまま行くかと思われた8回裏、今度は県工のショートのエラーで三次が同点に追いつき、9回表からケガでまったく投げてなかった永川が志願登板、0点に抑えて流れをさらに引き寄せ、なんと9回裏、サヨナラホームランで決着。すでに充分奇跡です。
「県北の雄」と言われる三次高校(「みよし」と読みます)は、1962年以来の決勝進出となります。広島県の高校野球というと、広陵・広島商・如水館・高陽東などなど、全国でも知られる高校がありますが、みな県南部の高校で、これまで県北の高校が甲子園に出たことがないんですね。その中での43年ぶりの三次高校決勝進出、これは期待しなきゃいけない。
準決勝もう一試合は、高陽東が広陵を13−8で下しました。この試合が「事実上の決勝」と言われるぐらい、高陽東と三次の力の差はあります。三次が勝ってるのは投手の数と種類ぐらいかも。それでも、ここまで勝ってきた勢いもあるし、何が起こるか分からないのが高校野球。こりゃ明日は市民球場行かなきゃな。
ちなみに、三次高校の永川投手は、カープの永川勝浩投手の弟です。2mあるんじゃないの?ってぐらいの上背から投げる左腕です。カープに来るのか??
→永川弟・光浩 次戦でベール脱ぐ(1回戦後のデイリー記事)